ボールで遊びながらアイスが作れる yayLabs(イエラボ)アイスクリームボールとは?

自然食ネタとは少しずれてしまうんですが、「自家製アイスクリームは本当においしい!4つの作り方のメリット・デメリット」という記事で紹介した、ボールタイプのアイスクリームメーカー「yayLabs(イエラボ) ソフトシェル アイスクリームボール」が気になっています。子供がボールで遊びながらアイスが作れるなんて最高ですよね。

しかし、日本語情報が見たところアマゾンの販売ページのみで、詳細な情報がいまいちよくわからないのです。

そこで、英語のyayLabs(イエラボ) を見て、詳しい情報を調べてみました。

yayLabs(イエラボ)とは?

yayLabs(イエラボ)というのは、このアイスクリームボールを含む製品シリーズの名称です。

yayLabs(イエラボ)ブランドでアマゾンで検索しても、このアイスクリームボールしかありませんので、無名メーカーなのかなと思いきや、意外と知名度のあるメーカーのようです。

製造しているのは、アメリカの「Industrial Revolution」というアウトドア製品の会社で、キャンドルランタン製品のブランドであるUCOがアウトドア界隈では比較的有名らしいです。

アウトドアギア輸入・販売の株式会社モチヅキが日本語の紹介サイトを作っています。

「Industrial Revolution」社はシリーズごとにブランドを分ける方針のようなので、アイスクリームボールはUCOではなくてyayLabs(イエラボ)ブランドで売られているようです。(ややこしいですが、正式にはUCOの一部門としてyayLabsがあるそうです)

ブランド名の名称にも関わらずまだこのアイスクリームボールしか販売していないようなので、詳しい情報がわからなかったのですが、「イエラボ」というよりは「イエイ(歓声)ラボ」で、ラボ的な科学技術を生かした製品という意味なのではないかと思います。(推測ですが、、、)

モチヅキのUCOサイトでもアイスボールの取り扱いがありました。

アイスクリームボールの仕組み

事前に容器を冷却しておく必要はなく、氷と塩があれば利用できるので、アウトドアでアイスを作る用途で利用できるそうです。

氷と塩を一緒に入れると冷凍庫並みにつめたくなるという科学現象を利用した製品だそうです。塩の効果で普通の氷よりも冷却しているとはいえ、氷だけでアイスを作るわけですから、ボールの中の空間のかなりの部分を氷用に使うことになります。

それでも、アイスの容量も結構確保されています。約1リットルの容量のタイプ(クオート)と、約500ミリの容量のタイプがあるそうです。

子供が楽しめる?

子供が楽しめるのか?という観点で考えてみたのですが、ちょっと難しいかもしれません。

蹴ったらダメなので飽きるかもしれない

公式サイトに作り方動画が載っていました。

ボールというと、蹴ってもいいのかなと思いがちですが、蹴ったり激しく投げたりはNGだそうです。優しく転がしたり振ったりしなければならず、それを合計20分やる必要があるので、飽きてしまうかもしれません。

重い

本体重量1.34kgに加えて、材料最大1リットルと氷が入るので、総重量はかなり重くなります。そのため、小さな子供にはあまり向いていないかもしれません。

単にボールを転がすだけでも喜んでやってくれそうなのがちょうど小さな子供なのですが、この制約があるため、どの年齢層が楽しめるのかいまいちわからないですよね。

英語のユーザーレビューには、「大人がやっても疲れる」と書いてありました。

1回使って飽きるのでは、、、

初めてみたときは、「なにこれ!すごくおもしろそう!」と思ったのですが、1回使って飽きそうな予感がどんどん強くなってきました。

アメリカの会社なので、英語で調べたら「アイスクリームボール使ってみた!」的なYoutube動画がたくさんあるかもと思ったのですが、ほとんどないので人気はあまりないのかもしれません、、、。

子供(4歳)が使っているシーンを想像してみたのですが、「このボールに入れて転がすとアイスクリームができるよ!」→「きゃーーーーー!(歓喜)」というやりとりをした5分後に、「まだできないのー」とキレ始める予感しかしません。

そのあとは親のどちらかが引き継いで中年が嫌そうにボールを転がし続ける時間が15分続くわけですね。

試しに買ってみるのもありかと思いますが、今回は見送りすることにしました。