楽して栄養を確保するには?試した方法6個を紹介

栄養バランスを確保したいけど、どうしても仕事が忙しいときもありますよね。私はそういう時期が長く続いたので、その間に手軽に栄養を確保するための方法をいろいろ試してみました。

添加物も気になるので、「なるべく添加物が入っていない」という条件で探していますので、気になったものがあったらぜひ試してみてください。

  1. 栄養素重視ならベースフード
  2. 野菜が足りないならつぶより野菜
  3. 高くてもいいなら野菜チップス
  4. 自然由来サプリならユーグレナ
  5. 混ぜると効果は薄いけど玄米
  6. 少し手がかかってもいいならミールキット

栄養素重視ならベースフード

最近コンビニでも売っている、「完全栄養食」のBASE FOOD(ベースフード)が、栄養的には一番おすすめです。

ベースフード)には3種類があり、どの製品にも、26種のビタミンやミネラル、 たんぱく質、 食物繊維などが含まれています。

  1. BASE BREAD(ベースブレッド)
  2. BASE PASTA(ベースパスタ)
  3. BASE Cookies(ベースクッキー)

ベースブレッドだと、1袋でこのような栄養が入っています。一部足りない成分があるものの、「それだけだべればOK」にかなり近い商品です。

1食(2袋)で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む

栄養素的には優れていて、自然な食品由来の栄養素なので添加物も少ないです。ただ、やっぱりずっと食べ続けるのはつらく、修行感があります。

野菜が足りないならつぶより野菜

野菜不足が特に心配という方は、「つぶより野菜」がおすすめです。

つぶより野菜とは、カゴメが通販のみで販売する、ちょっとお高い野菜ジュースです。定期購入でも1本あたり216円(税込)です。

飲んでみると確かにおいしく、飲みやすいです。スーパーで売っているカゴメの「トマトジュース」と比べても、私はこちらの方が好きでした。

にんじん、トマト、セロリ、メキャベツ、レタス・ほうれん草の6種類の国産野菜350グラム分が入っています。

にんじんが一番配合量が多いので、トマトジュースのようなドロドロ感はありません。野菜もつぶ大き目に刻んであって、食物繊維が取れそうな感じがあります。

旦那が一時期、お昼ごはんはベースクッキーとつぶより野菜のみという生活を続けていましたが、この二つでお昼は十分おなかいっぱいになるそうです。

ベースフードと違い、食べ続けてもつらい感じはしませんが、飽きる問題は同じくあります。

ちなみに、カゴメは通販限定でストレートジュースなどいろいろな商品を販売しています。

高くてもいいなら野菜チップス

野菜不足が特に心配だったので、野菜チップスも検討してみました。

ただ、野菜チップスって、どれもものすごく高いんです。アマゾンでグラム単位の価格を計算してみて、比較的コスパがよさそうな「大地の生果」を選んでみましたが、それでも100グラム700円くらいです。

固いイメージがある人参でも、水分の含有量は90%くらいあるそうです。野菜チップスは野菜を乾燥させて水分を抜いたものなので、野菜チップスの重量が100グラムだとしたら、生野菜に換算したらかなりの重さの野菜が使われていることになりますね。

それを考えると高くなるのはわかりますが、あまり気軽には買えない価格です。

野菜チップスは特に、子供に食べさせたいという方もいると思いますが、我が家の娘の場合だと、拒否はしないけど積極的には食べません。それも、自分の好きな種類の野菜以外は食べるのを嫌がります。野菜嫌いの子でも喜んで食べる魔法のアイテムでないことは確かです。

ただ、おかずに入っている野菜よりは比較的抵抗なく食べるようなので、おかずの野菜を断固拒否して困ったときに、「じゃぁ代わりにこれを食べればいいよ」みたいな使い方はできるかもしれません。

自然由来サプリならユーグレナ

普通のサプリは、ビタミンなどを人工的に添加して作っているのですが、自然由来の原料で作ったサプリもあります。

豊富な栄養素を含み、「スーパーフード」と呼ばれる石垣島ユーグレナを使ったサプリの「ユーグレナ」がそうです。ユーグレナには、野菜・魚・肉が持つ、人間に大切な栄養素59種類がバランスよく含まれているそうです。

30日分が4,536円なので、1日換算だと151円です。安めのサプリのディアナチュラのマルチビタミンだと90日分が800円程度ですから、だいぶお値段は違いますね。ただ、1日151円でそれなりの栄養素がとれるのでしたら、コスパとしては悪くないと思います。

混ぜると効果は薄いけど玄米

ベースフードを食べるのがつらかったときに思いついたのですが、玄米でもかなり幅広い栄養が摂取できます。

日本人はお米は食べるものと刷り込まれているので、食べ続けると飽きる問題が発生しない点がメリットです。

ただ、100%玄米はつらいですし、食べやすいように玄米と白米のバランスを調整すると、栄養素はどんどん少なくなっていってしまいます。栄養もある程度取れて、つらくない配合となると3分の1玄米くらいかと思いますが、それだと少し効果が薄くなります。

基本的に献立で食事のバランスを考えるけど、念のため食べる、くらいの使い方ならいいかもしれません。

少し手がかかってもいいならミールキット

手はかかりますが、飽きる問題がどうしても起きてしまう方には、ミールキットがおすすめです。

ミールキットも、カットされている食材が多いか少ないか、献立の栄養バランスが考えられているかどうか、素材の安全性にこだわっているかどうかなどそれぞれ特色が違いますので、お好みのものを選んでください。

例えば、生活クラブ(生協)のビオサポは、袋を切って火を通すだけのメニューが多いのですごく簡単ですが、1品メニューなので栄養バランスについては自分で考える必要があります。

ヨシケイは、栄養士考案のバランスの取れたメニューが食べられますし、カット済みかどうかはコースによって選べますが、素材へのこだわりはそこまで高くありません。

自然派寄りの宅配サービスのおいしっくすのミールキット「Kit Oisix」は、素材へのこだわりもあり、2品制なのである程度栄養バランスもとれていますが、素材は基本的にカットされていません。

このような感じでそれぞれ特色があります。

最近はサプリと玄米の組み合わせ

数年にわたっていろいろ試してみたのですが、やはり同じものを食べ続けると飽きてしまいますので、定期購入しても解約してしまったりしています。

同じものを食べる系で「おいしく食べ続けられる」というのはかなり難しいので、毎日ユーグレナサプリを飲み、米は食べるものという刷り込みで食べ続けやすい玄米を続け、自炊の合間にたまにミールキットで自分ではあまり食べない食材を食べ、飽きない程度につぶより野菜やベースフードを食べるという生活に落ち着いています。

1日に摂取した方がいい栄養素を毎日クリアできているかというと、たぶんできていないのですが(厳密にはクリアできているかわからない状態)、栄養素をあまり気にしていない人も多い中そこそこ気を付けているだけでも健康にはプラスあと思いますので、自分としてはこの程度でいいかなと思っています。