先日は無添加の冷蔵お惣菜、「シェフの無添つくりおき」のお試しセットを購入してみましたが、今回は冷凍の無添加お惣菜Okawari(おかわり)を試してみます。
Okawari(おかわり)は基本的に定期配送ではなく、好きなタイミングで好きなものを注文する形式のため、使いやすいです。
無添加にも関わらず、それほどお高くないのが最大のメリットです。しかし、無添加ではあるのですが、肉や魚は外国産になっていたりなどのデメリットもあり、一長一短な印象です。
この記事では、Okawari(おかわり)のメリット・デメリットを紹介します。
Okawari(おかわり)のメリット
Okawari(おかわり)にはこのようなメリットがあります。
・お値段がそこそこ安い
・湯せんと電子レンジが選べる
・定期配送ではない
・定期便でさらにお得に
価格がそこそこ安い
スーパーのお惣菜よりは高いですが、無添加系商品の中では比較的安いです。
シェフの無添つくりおきだと、1パックがだいたい200~270グラムぐらいのものが5個入っていて、送料込みで5828円です。平均240グラムで計算してみると、100グラムあたり485円になりますね。
一方、Okawari(おかわり)は100グラムに換算すると300円以内に収まることが多いようです。
メニュー | 価格 |
焼きそば | 210円 |
牛すじどて煮 | 317円 |
鮭ときのこのホイル焼き | 219円 |
きんぴられんこん | 298円 |
冷凍と冷蔵の違いもありますが、肉・魚の産地が国産以外のものも多いことが価格の違いの大きな原因ではないかと思います。
ただ、スーパーのお惣菜と比較すると少し高いですよね。これだけで食事を済ませようとすると結構お高くなるので、自炊に+1、2品するくらいの使い方がいいかもしれません。
湯せんと電子レンジが選べる
Okawari(おかわり)は冷凍食品にしては珍しく、湯せんに対応しています。
1個1個の分量がそれほど多くないので、湯せんだと一度に調理できて楽です。家族の分を何品か一気に温める用途なら湯せんがいいですね。
逆に1人分のみ温めるときは電子レンジの方が楽です。
両方対応しているので、あたためのストレスはあまりかからないです。
定期配送ではない
Okawari(おかわり)は、定期配送ではありません。
必要になったタイミングで買いたい商品を注文します。
そのため、キャンセルし忘れてどんどん届いて冷凍庫がパンパンになるといった心配がありません。
基本は個別での注文ですが、少し割安な「定期便」というサービスもあり、これを利用すると割引が入ります。
定期便でさらにお得に
もともと安めのOkawari(おかわり)ですが、定期便を使えばさらにお得になります。
例えば、「おかわりくんのおすすめセット 12種類×1パックずつ 惣菜セット」は通常価格が¥4,435ですが、定期便だと¥3,900になります。
割引率は10%程度なのでかなりお得になりますね。
「Okawari(おかわり)だけを毎食食べる」といった使い方は想定されていないのだと思いますが、定期便は6か月コースで月1回配送になります。
毎週配送よりはたぶつく心配がありませんが、数量管理が少し大変そうですね。
冷凍弁当 30食セットも定期便で販売されていますが、15種類×2個セットで30食なので、6か月間15種類のお弁当で過ごすのはなかなかキツそうです。
Okawari(おかわり)のデメリット
Okawari(おかわり)には、次のようなデメリットもあります。
・子供が食べなそうな地味料理
・野菜・肉のバランスがいいものが少ない
・種類が少ない
・肉・魚は国産でない場合もある
子供が食べなそうな地味料理
通常商品より少しお得になっている「お試しセット」があるのですが、そのメニューがこちらです。
子供に食べさせづらい地味系メニューが多いですね、、、。
子供向けを意識したシェフの無添つくりおきの場合、以下のようなメニューになっていて、我が家の4歳の子供はパクパク食べていました。
ひよこ豆のキーマカレー
鮭とキャベツの旨だし
手羽中の甘だれ唐揚げ
ツナと小松菜のナムル
鶏肉とじゃがいものケチャップソース
子供にはあまり向かないメニューが多いと考えておいた方がいいと思います。
セット購入できた方が便利ですが、単品購入もできます。
今回は、子供向けを意識して、以下のような単品メニューも購入してみました。
・肉じゃが
・焼きそば
・ポークビーンズ
・黒酢酢豚
・鮭ときのこのホイル焼き
・チャプチェ
・ガパオライス
このラインナップだとだいぶ子供が食べそうにも見えますが、もともとあまりメニュー数がないところでさらに絞り込んだので、あまり選択肢はありません。
野菜・肉のバランスがいいものが少ない
シェフの無添つくりおきは、1回5種のセットで30~70品目を使用しているそうで、基本的にすべてのメニューに野菜系と肉・魚系の両方が使われています。
しかし、Okawari(おかわり)はそういうメニューが少なく、例えば煮魚・焼き魚・ハンバーグ・からあげなど含まれる食材の種類が少ないものもかなりあります。
1食の中で、肉・魚系のパックと野菜のパックをそれぞれ食べることを想定しているのだと思いますが、1パックだけ食べてもそれなりのバランスになるシェフの無添つくりおきと比べると少し不便になります。
種類が少ない
定期配送の冷凍食品サービスだと、毎回バリエーションのある料理が届きますが、Okawari(おかわり)にはあまりメニューの幅がありません。
和洋中合わせて40品目程度です。子供が食べそうなものや、野菜と肉・魚がバランスよく含まれているもの、など希望の条件で絞っていくとあまり選択肢が残らないのは使いにくい点です。
肉・魚は国産でない場合もある
Okawari(おかわり)は、肉・魚に外国産を使っていることが多いようです。例えば鶏肉には、タイ産や中国産のものが含まれています。
だからこその安さなのかもしれませんが、食品の産地が気になる方にとってはデメリットになりますね。
基本国産と宣言しているサービスではないので、国産なのかどうかわからない場合もあります。
自然派的こだわりは低め
ハワイのマラサダドーナツというものがトップページで紹介されたので気になって買ってみたのですが、こちらはがっつり添加物が入っていました(笑)
小麦粉(国内製造)、砂糖、イースト、卵、マーガリン、乾燥マッシュポテトパウダー、脱脂粉乳、鶏卵加工品(植物油脂、卵黄、デキストリン、乳たん白)、食塩、小麦グルテン、ぶどう糖、植物油/ベーキングパウダー、香料、乳化剤、ビタミンC、(一部に小麦・卵・乳成分・豚肉・大豆を含む))
肉・魚が外国産多めという点でもそうですし、おかずの「無添加」の部分にウソはないのですが、自然派的なこだわりは比較的低めです。
ただ、お値段的にはかなり安いというメリットは大きいので、「忙しくてごはんが作れないときの緊急手段」としてはいいのではないかと思います。