私はそんなに神経質に添加物を気にしてはいないので、キチンラーメンくらいなら買っています。しかし、お祭りの出店などで売っているかき氷は特にヤバめの添加物が入っているので、できれば避けたいです。
しかし、子供が食べたがるのでお祭りに行ったときに禁止するのも大変ですよね。「お祭りのかき氷はダメだけど家でかき氷を作ってあげるから」という方向で説得するのはアリかもしれません。
この記事では、かき氷シロップに入っている添加物や子供に食べさせたくない場合の対処方法、自宅での無添加かき氷の作り方について紹介します。
かき氷シロップの添加物
かき氷シロップには、出店のかき氷に使われる業務用のものと、スーパーなどでよく売っている小売用のものがありますが、特にやばいのは出店で使われる業務用のものです。
業務用かき氷シロップの添加物
出店でよく見かける「ハニー氷みつ」の添加物を見てみます。
いちご | 果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(赤2) |
レモン | 果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(黄4) |
メロン | 果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(黄4、青1) |
かき氷シロップは実は同じ味というのは有名な話ですが、本当に香料と着色料しか違いがないですね。
突っ込みどころが満載の添加物ですが、特に着色料は、禁止されている国もあるタール系の着色料を使用しています。香料も、なにを使っているかわからないので不安になりますよね。
ハンバーグなどにも入っている添加物のリン酸塩も入っていますし、安息香酸Naも危険性が指摘されています。
ここまで入っているともはや毒では、、、と思いますので、特に体の小さい子供に食べさせるのは不安になります。
スーパーのかき氷シロップ
スーパーのかき氷シロップは、買うときに原材料がわかりますし、出店よりはましな添加物になっていることもあります。
井村屋のかき氷シロップ(イチゴ)の原材料はこちらです。
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/ムラサキイモ色素、酸味料、紅花色素、香料、増粘多糖類、甘味料(ステビア、ラカンカ)
添加物の種類も減り、色素もタール系ではなくて自然由来になっていますね。この程度であれば、市販のお菓子とあまり変わらないので特に危険というわけではなさそうです。
子供に食べさせたくない場合の対処方法
出店にはかき氷があると子供が認識してしまうとほぼ確実に食べたがります。対処方法としては、かき氷という存在を徹底的に隠す方法や、出店では氷だけ買って無添加のかき氷シロップをかける方法があります。
子供が不満に思うかもしれませんが、家で作ってあげるからと言って買わない方法もあります。
かき氷の存在を隠す
友達と一緒にお祭りに行く小学校中学年くらいになるまで、お祭りには基本的に親と一緒に行きますよね。そのため、親がかき氷を買わなければ、出店にかき氷があるということは気づきません。
3~4歳くらいになると、すれ違う人がかき氷を持っていると「あれは何?」と聞くようになりますが、ごまかせるまでごまかすと、かき氷を子供に食べさせることはしばらく避けられます。
父親と母親で添加物に対する意識が違う場合は、片方がうっかり食べさせてしまうということもありえます。一度でも食べさせてしまうとまた食べたいとなってしまいますので、事前に親同士で話をまとめておいてください。
氷だけ買って無添加かき氷シロップをかける
冷たくて甘いかき氷は、子供にとってはすごく楽しみな食べ物です。かき氷は食べさせてあげたいと思う場合、出店で氷だけ買って、持参した無添加かき氷シロップをかける方法もあります。
店員さんに多少けげんな目で見られてしまうと思いますが、「糖尿病で制限していて~」などと話せば特に問題なく対応してくれると思います。
ただ、甘さが違うので、食べた感じの印象はだいぶ違います。
添加物入りのかき氷シロップはそもそも主原料が果糖ブドウ糖液糖ですし、人工甘味料も入っています。一方無添加かき氷シロップは果汁ベースのものが多いので、そこまで甘くはありません。添加物入りのベタベタに甘いかき氷シロップなら、氷で薄まっても甘く感じられますが、無添加だとやはり水で薄まった感じがしてしまうこともあります。
自宅でのお無添加かき氷を作る方法
自宅でかき氷を作るには、かき氷メーカーとかき氷シロップが必要です。
本気の無添加ママだった私の実家にはもちろんありました(笑)
かき氷メーカーを購入する
手動式と電動式がありますが、手動式は子供は即飽きるので電動式の方がおすすめです。
ふわふわの氷が作れる機能のあるかき氷メーカーを買うと、台湾かき氷も作ることができますね。
子供のお友達が来たときにも、喜ばれると思います。
私も小学生のとき、「うちにかき氷メーカーあるから食べにおいで」と友達を誘おうと思ったのですが、当時家にあった生協で買ったと思われる無添加かき氷シロップがあまりにもまずいので断念しました(笑)
かき氷シロップを購入する
スーパーにあるかき氷シロップは、出店よりは添加物は少ないといっても、果汁なし・添加物ありのものがほとんどなので、果汁入り・添加物なしの無添加かき氷シロップを使いたい場合は、ネット通販がおすすめです。
フルーツバスケットの無添加かき氷シロップが比較的リーズナブルなお値段で売られています。
フルーツバスケットの商品は、基本は砂糖と果汁のみで作られていますので安心ですね。一部商品にはこれに加えてレモン果汁も含まれています。
作るのは超カンタン
自家製かき氷はとても簡単にできます。材料は普通に冷凍庫に入っている角氷でできますし、成分が水なので、使った後特に洗ったりもせず乾燥させるだけで大丈夫です。
容器の事前冷凍が必要だったり、細かいパーツを洗ったりしないといけないアイスクリームメーカーとはだいぶ違います。
かき氷メーカーが電動の機械になりますので、それなりにかさばるのがややデメリットですが、夏場に子供が喜んで食べてくれますし、おすすめの商品です。
果汁分があまり多くない方がいい
ジュースだと、果汁100%がいいとされていますが、かき氷に限っては果汁分が多いからといっておいしいとは限りません。
慣れた出店の味がほぼ糖分ですし、かき氷のシロップは氷で薄まってしまうものなので、ある程度砂糖が入っていないと「なんか違う」感が出てしまいます。
商品によって結構味が違うと思いますので、好みの合うかき氷シロップが見つかるまでいくつか試してみることをおすすめします。