ノンホモ牛乳を売っている場所がわからなくて困っているという方は多いようです。
お値段的に一番安く手に入るのは、ノンホモ牛乳を扱っている生協に加入することですが、生協への加入は出資金が必要になるなど少し面倒な面もあります。
そこで今回は、生協への加入も含め、ノンホモ牛乳を購入する方法を紹介します。
ノンホモ牛乳はスーパー・コンビニにはない
ノンホモ牛乳はスーパーやコンビニでは基本的に売っていません。
通常の牛乳と比べて消費期限が半分ほどの7日で、かつ消費期限内でも日が経つと味が劣化してしまうので、店頭に置きにくい商品になっています。
スーパーやコンビニで売っていると紹介しているサイトもありますが、ごく一部の限られた店舗のみの話なので、基本的にはスーパーやコンビニにはないと考えて、ほかの方法を探すのがおすすめです。
例外として、ノンホモ牛乳の工場がある近隣のスーパー・コンビニや、ナチュラルローソンの一部店舗では売っている可能性があります。
また、必ずあるとは限りませんが、デパ地下の食品売り場ならノンホモ牛乳が売っている可能性はスーパー・コンビニよりは高いです。
ノンホモ牛乳を売っている場所5つ
ノンホモ牛乳を購入するには、以下のような方法があります。
①自然派の生協に加入する
②生協以外の宅配サービスで購入する
③ネット通販で購入する
④ライフ系のお店で探してみる
⑤そのほかのお店で探してみる
自然派の生協に加入する
ノンホモ牛乳は生協で購入できることもあります。
生協といっても取り扱い商品はさまざまです。
自然派色が強ければ強いほどノンホモ牛乳を扱っている確率が高くなりますが、売っていない生協も多いです。例えば、関東を中心に1都11県に展開するパルシステムでは、低温殺菌牛乳のみの取り扱いで、ノンホモ牛乳はありません。
ノンホモ牛乳の特徴は、乳脂肪の均質化処理(ホモジナイズド)をしていないことです。これにより、普通の牛乳と大きく違う風味となります。低温殺菌だけでは、普通の牛乳と比べてあまり味の違いは出ません。
しかし、より自然派色の強くなる東都生協や生活クラブではノンホモ牛乳を取り扱っています。
ノンホモ牛乳を飲みたい方は、加入前に取り扱いがあるかどうか確認した方がいいですね。
生協に加入して購入するメリットは、価格が安いことです。生活クラブのノンホモ牛乳は900ml284円で、東都生協のノンホモ牛乳は900ml346円です。
生協ではノンホモ牛乳は「日常的に買うもの」と思われていて、購入数も多いので、比較的安く提供されています。一方おいしっくすなどの生協以外の宅配サービスは、普通の牛乳がメインでノンホモ牛乳は高級品扱いだったりします。そのため1Lの価格が400円を超えてしまうのです。
安く購入したい方は、生協がおすすめです。
生協以外の宅配サービスで購入する
最近オイシックスなどの、生協以外の宅配サービスが人気ですよね。
こうした比較的高めの宅配サービスでは、取り扱いがあることが多いです。
ノンホモ牛乳の取り扱い商品と価格をまとめました。
サービス名 | 商品名 | 価格 |
オイシックス | 東毛酪農 ノンホモ牛乳 | 432円(1L) |
大地を守る会 | 鈴鹿山麓の酪農家限定 低温殺菌ノンホモ牛乳 | 502円(1L) |
ビオ・マルシェ | ノンホモ牛乳飛騨 | 447円(900ml) |
ISETAN DOOR | 東毛酪農 ノンホモ牛乳 | 432円(1L) |
らでぃっしゅぼーや | 地球まるごとごっくん牛乳 | 442円(900ml) |
オイシックスとISETAN DOOR(伊勢丹ドア)は提携していて、取り扱い商品が一部かぶっているため、ノンホモ牛乳のメーカーも同じです。
ノンホモ牛乳は、知名度の高い大手メーカーの商品があるわけではないので、基本的に聞いたことがないような商品名になります。
こちらの記事でノンホモ牛乳のみ5種類を飲み比べしてみましたが、オイシックスとISETANDOORの「東毛酪農 ノンホモ牛乳」はかなりおいしかったです。
宅配食材サービスで購入するノンホモ牛乳は、1リットル400~500円のものが多く、生協よりは高いことが多いです。少し割高なので、毎日続けるには厳しい価格かもしれません。
ちなみに、我が家は10年ほどノンホモ牛乳派でしたが、やはり劣化が早く使い勝手が悪いので、おいしっくすの1L300円くらいの牛乳(「大地と風が育てた 北海道根釧牛乳」と「冷涼な高原が育てた 飛騨高原牛乳」)に変えましたが、こちらもかなりおいしいです。
ネット通販で購入する
Amazonや楽天などのネット通販なら、確実にノンホモ牛乳を購入することができます。ただし、他の方法で購入するのと比べると、価格や量の面でデメリットがあります。
Amazonや楽天などの通販サイトでは、ノンホモ牛乳を1本単位で売っていることが少なく、1リットルが何本かセットになったまとめ買い商品が多いです。
ノンホモ牛乳は消費期限が少ないので、一度に何本も届いても飲み切れませんよね。
自然派ストアのビーライフショップでは、木次乳業のノンホモ牛乳が1本ずつ売っているので買いやすいです。ただし、1本ずつ販売の場合送料の負担が高くなってしまうなど、費用面がネックになることもあります。
日常的に購入する目的なら、Amazonや楽天などの通販サイトではなく、生協やほかの宅配サービスを利用することをおすすめします。
ライフ系のお店で探してみる
冒頭で紹介した通り、スーパーには基本的にノンホモ牛乳は売っていません。しかし、スーパーの「ライフ」は自社のプライベートブランドでノンホモ牛乳を提供していますので、他のスーパーよりは置いてある可能性が少し高いかもしれません。
ライフの高価格帯のブランドである「ライフプレミアム」でノンホモ牛乳が販売されており、実際飲んでみたところとてもおいしかったです。
ただ、同じライフプレミアムで、ノンホモ牛乳ではない普通の製法の牛乳(北海道サロベツ 豊富町 厳選4.0牛乳)も売られていますので、こちらのみの取り扱いの店舗も多そうです。
ライフが運営する、自然派食品に特化したスーパー「ビオラル」であれば、置いてある確率は高いと思われます。
ビオラルは、首都圏では以下の店舗が営業しています。ほかに、大阪に2店舗あるそうです。
・丸井吉祥寺店
・下北沢駅前店
・新宿マルイ店
・パルコヤ上野店
・さいたま新都心店
・グランシップ大船駅前
そのほかのお店で探してみる
ノンホモ牛乳はスーパーやコンビニには基本的に売っていないので、近くのお店で購入するのはなかなか難しいかもしれません。
あるとしたら、デパートや成城石井、カルディなどの比較的高めのお店になります。売っているかどうかはお店によりますので、行ってみて確認するしかありません。
イオンで売っていると書いてあるサイトもあるのですが、イオンには基本的にありません。イオンネットスーパーで検索してみると、ごく限られた店舗のみで販売がありますが、ほとんどの店舗にはないです。
ノンホモ牛乳は店舗型の生協に売ってる?
自然派生協はノンホモ牛乳の取り扱いがあることをアピールしている場合もあるので、生協=ノンホモ牛乳のイメージもありますが、店舗型の生協には置いていないことが多いです。
ざっくりとした見分け方だと、ぱっと店内に入って、赤色でCOOPと書かれたブランドの商品か、スーパーでも売っている大手メーカーの商品しか見当たらないような生協には、ノンホモ牛乳はほとんどありません。
ちなみにこのCOOPマークは、「日本生活協同組合連合会」という、生協が集まった団体のプライベートブランドで、加盟している生協のお店で取り扱いがあります。ただ、結構添加物は使っています(安全性を確認して使うもの使わないものを分けているとは思いますが)。そのため、自然派志向の強い生協ではこのCOOPブランドは取り扱われない傾向にあります。
もっと自然派寄りの生協になると、店舗に入っても見慣れた大手メーカーの商品は目につきません。見たことがないメーカーの無添加ポテトチップスだったり、せっけん成分のみの洗剤だったり、、、。見慣れたものがないのですぐわかると思いますが、こういった生協であれば高確率でノンホモ牛乳が売っています。
関東圏を中心に展開している生活クラブの店舗「デポー」ではノンホモ牛乳がありますので、デポーなら購入できます。
ノンホモ牛乳のお試しならネット通販かオイシックスがおすすめ
ノンホモ牛乳を飲んだことがなく、一度飲んでから日常的に購入するか考えたいという方は、ネット通販またはおいしっくすなどの生協以外の宅配サービスがおすすめです。
生協は、加入がかなり手間ですし、出資金などもとられます。まだアナログな面も残っているので、営業の方が自宅に来て、紙の加入用紙や銀行の口座引き落とし用紙に記入して、出資金を払って、、、という仕組みになります。
そのため、お試し目的単発で購入できるネット通販か、会員登録する必要があるもののすべてネットで完結するおいしっくすなどの宅配サービスがおすすめです。