通販・市販ノンホモ牛乳飲み比べ!一番おいしいノンホモ牛乳の種類は?

ノンホモ牛乳は売っている店が限られるので、これまで「買えるところで買う」という買い方しかしていませんでした。

しかし、この前スーパーのライフのプライベートブランドの一つで高級な「ライフプレミアム」のノンホモ牛乳を飲んでみたところ、普段使っている生協(生活クラブ)のノンホモ牛乳より明らかに美味しかったのです。

ノンホモ牛乳は売っている場所が限られているので、あまり多くの種類を飲んだことがない人もいると思います。しかし、実は同じノンホモ牛乳でもかなり味が違います。

そこで、今回は以下の5つのノンホモ牛乳の飲み比べをしてみました。

  1. Amazonや楽天で多数販売されいている木次乳業の「ノンホモ牛乳」
  2. オイシックス系列の通販サイトで取り扱いが多い東毛酪農の「低温殺菌牛乳63℃」
  3. 非常に高額で販売されている稚内農業協同組合の「稚内牛乳」
  4. ライフプレミアムのノンホモ牛乳
  5. 生活クラブのノンホモ牛乳

通販・市販ノンホモ牛乳の種類

通販・市販のノンホモ牛乳に、特に種類はありません。

「ノンホモ牛乳」と呼ばれますが、基本的にどれも「ノンホモパスチャライズド牛乳」になっていて、乳脂肪の均質化処理(ホモジナイズド)をしていないノンホモと、パスチャライズド(低温殺菌)の両方の特徴があります。

商品の性質は同じですので、牛乳そのものの味などでおいしさに違いが出ています。ここからは、今回飲み比べをした5社のノンホモ牛乳の特徴を紹介します。

木次乳業の「ノンホモ牛乳」

木次乳業の「ノンホモ牛乳」は、Amazonや楽天などの通販サイトで比較的安く販売されています。売っている場所が限られているノンホモ牛乳を手軽に通販サイトで購入してみたい方には便利です。

木次 ノンホモ牛乳 1000ml
牛乳本来の姿をそのまま残すために、国際的に認められた「パスチャリゼ-ション」(72℃15秒間殺菌)と「ノンホモ」(脂肪を均質化しない)にこだわりました。

Amazonでは、1000ミリリットルが448円で販売されていました。

木次乳業の直販ではなく、ビーライフショップなどの自然派食品店が出品しています。ほかの商品も購入してショップが設定する送料無料条件を満たせば、送料分をお得にできる可能性もあります。

東毛酪農の「低温殺菌牛乳63℃」

東毛酪農の「低温殺菌牛乳63℃」も、ノンホモ牛乳にしては安めで販売されています。1000ミリリットルで454円です。

Amazonや楽天などの通販サイトでは購入できず、オイシックスと、オイシックスが一部の商品を提供するISETANDOOR(イセタンドア)で購入できます。

名称に「ノンホモ」が入っていませんが、ノンホモ牛乳です。オイシックスの口コミでも、「濃厚で美味しい」と高評価で、レビューは5点満点4.2点です。

稚内農業協同組合の「稚内牛乳」

稚内農業協同組合の「稚内牛乳」は、Amazonや楽天などの通販サイトで非常に高額で販売されているノンホモ牛乳です。

900ml×3本が3160円なので、1000mlに換算すると1170円です。

活彩 北海道 最北のプレミアムミルク 稚内牛乳900ml×3本 ノンホモ牛乳 稚内ブランド 認定商品
稚内牛乳 900ml×3本 ※ノンホモ低温殺菌牛乳(65℃30分保持殺菌法)

稚内牛乳の価格が高いのは、放牧型で飼育されていることもあるようです。ほとんどの牛は牛舎で飼育されていますが、一部の高級肉牛・乳牛は放牧型で飼育されています。放牧型の方がコストが高くなりますので、その分お値段も高くなります。

Amazonや楽天などの通販サイトで出品しているお店は、送料分を価格に含めているため、その分さらにお高くなっています。

ただ、送料分を含まなくても高いことには変わりありません。JAわっかないのサイトでは、送料別の料金が記載されていますが、お値段は900ml×3本で1950円、1000mlあたりだと722円です。

ライフプレミアムのノンホモ牛乳

スーパーのライフでは、通常商品に加えて自然派のプライベートブランド「ビオラル」や、高級品ラインナップの「ライフプレミアム」が取り扱われています。

大都市圏のみではありますが、どちらの商品もAmazonで即日配送サービスが利用できます。

ライフプレミアムのノンホモ牛乳「クリーム層のできる 牧場のおいしさそのままの牛乳」は、瓶入りで900mlが505円です。1000mlに換算すると561円で、木次乳業や東毛酪農と比較すると少し高めです。

住んでいる場所の近くに、ノンホモ牛乳の取り扱いのあるライフがあるかどうかにもよりますが、もしある場合は日常的に購入できるのがメリットです。

生活クラブのノンホモ牛乳

ノンホモ牛乳や無塩せきのウインナー・ハムなどの自然派食品を比較的安く購入したい場合、関東圏では生活クラブという生協がおすすめです。

生活クラブのノンホモ牛乳は、900mlが298円、1000mlあたりだと331円で販売されていいます。

ただ、そこまでおいしくはないです。少し高めのノンホモではない牛乳の方がおいしく感じることもあります。こちらの記事でノンホモ牛乳と普通の牛乳の飲み比べをしてみました。

通販・市販のノンホモ牛乳飲み比べ

前回はンホモ牛乳と普通の牛乳の飲み比べをしてみましたが、今回はノンホモ牛乳のみ5種類の飲み比べをしてみます。

お値段順においしく感じるのか、ノンホモ牛乳同士だとどのような味の違いを感じるかなどの着目して検証しています。

ノンホモ牛乳の価格比較

飲み比べをしたノンホモ牛乳を1000mlあたりの価格で比較してみました。

会社名商品名価格
稚内農業協同組合稚内牛乳1170円
ビオラルクリーム層のできる 牧場のおいしさそのままの牛乳561円
オイシックス東毛酪農 ノンホモ牛乳454円
木次乳業ノンホモ牛乳448円
生活クラブノンホモ牛乳331円

稚内牛乳だけが特に高く、ほかは300~500円台に収まっていますね。300円台だと買いやすいですが、この価格帯なのは生活クラブだけでした。

一番おいしかったのはビオラル

食べ比べをしてみたところ、個人的には、ビオラル→稚内牛乳→東毛酪農→木次乳業→生活クラブの順においしく感じました。

ビオラルと稚内牛乳は、ミルク感や甘みも強く感じられ、味はおいしかったです。ただ、稚内牛乳はノンホモ牛乳が古くなったときの味がしたので、ビオラルを一位にしています。

東毛酪農と木次乳業は古くなったときの味はしなかったのですが、ミルク感や甘みをそこまで感じませんでした。ビオラルや稚内牛乳ほどはスーパーの牛乳との違いが感じられませんでした。木次乳業は、同じメーカーのパスチャライズのみの牛乳も購入したのですが、味の違いはあまりなかったです。そこまで変わらないのですが、東毛酪農と木次乳業を比較すると、東毛酪農の方がややノンホモ感がありました。

生活クラブは、ノンホモ牛乳が古くなったときの味もしましたし、そもそものミルク感も低かったので微妙なお味でした。

おおむね価格順においしくなる

5種類のノンホモ牛乳を飲み比べしてみたところ、稚内牛乳とビオラルだけは順位が逆転したものの、おおむね価格順においしく感じるという結果になりました。(稚内牛乳も元の牛乳はおいしかったので、ノンホモ牛乳の古くなった味がしなければ完全に価格順の順位になっていたかもしれません)

ただ、牛乳は毎日飲むご家庭もある食品ですから、あまり高い牛乳をいつも買うのは難しいですよね。

味や買いやすさのバランスで言えば、オイシックスで販売されている「東毛酪農 ノンホモ牛乳」がバランスがいいかもしれません。