無添加・無農薬をテーマにした自然食ブログを開設して3か月が経ちました。1日100件程度のアクセスがあるので、月間だと検索流入が3000回くらいです。
タイトルに「PV」と書いてしまったのですが、サーチコンソールで確認できる検索流入の回数なので、サイト内で別の記事を見てもらった数も含めると、PVはもう少し増えると思います。※Google AnalyticsがエラーになってしまいPVが見れなくなってしまいました。
この記事では、自然食ブログをはじめようかと思っている人向けに、自然食ブログのメリット・デメリットを紹介しようと思っています。
自然食ブログのメリット
自然食ブログのメリットを4つ紹介します。
・比較的検索1位はとりやすいジャンル
・アフィリエイトリンクが貼りやすい
・食べ物を経費にできる
・競合サイトが個人サイト中心
比較的検索1位はとりやすいジャンル
このブログは、ワードプレステンプレートのJINをそのまま使っていますし、パーツをほとんど入れていない手抜きブログなので、素人感満載ですが、私は一応フルタイム会社員としてSEO対策をやっていました。
Webサイトというのは、例えば記事を100記事作ったとしても、そのうちの数記事ががっつりアクセスを取って他はほとんど読まれないということがよくあります。
働きながらであまり時間が取れないので、見た目をやや手抜きして記事を作り、アクセスが集まった記事だけ後できれいにリライトしていくという作戦なので素人感が出てしまっているのですが、一応SEOは詳しいです(笑)
仕事でやっているジャンルに比べて、自然食は検索1位がとりやすいテーマが多いなと感じます。
需要はあるのにあまり書いている人がいないから、競合記事がゼロで書いたら割とすぐ検索1位になったりします。
始めたばかりでドメインパワーのないサイトでも、月間検索数50程度のキーワードであれば、そこそこ上位表示させることができます。
例えば、SEOツールで月間検索数50以下、かつキーワード競合度が低いものを狙って書いてみた「無添加餃子」のキーワードですが、3か月でこれだけの検索流入がありました。
上位のクエリ | クリック数 | 表示回数 | 掲載順位 |
---|---|---|---|
無添加 餃子 スーパー | 20 | 64 | 2.7 |
冷凍餃子 無添加 スーパー | 20 | 59 | 2.3 |
無添加 冷凍餃子 スーパー | 10 | 21 | 1.7 |
餃子の皮 無添加 スーパー | 4 | 67 | 11.1 |
無添加 冷凍餃子 | 2 | 9 | 12.8 |
冷凍餃子 添加物 | 1 | 48 | 9.3 |
普段から無添加餃子しか買っていないですが、それほど思い入れのあるジャンルではないので、まぁ普通の記事なのです。でもこれだけ検索流入が取れています。
競合が激しいジャンルだと、このレベルの記事でこれだけ流入が発生することはないので、キーワードはとりやすいジャンルかなと思います。
アフィリエイトリンクが貼りやすい
食べ物紹介系の記事が多いので、物販アフィリエイトリンクは貼りやすいです。
例えばですが、子育て系のジャンルだと、「おすすめグッズ」とかのアフィリエイトは貼れますが、なかなかテーマにぴったりのアフィリエイトがないこともあるので、Googleアドセンス(ユーザーの個人情報に基づいてGoogleが自動で表示させる広告)を貼ることになったりするのですが、アドセンスはあまり収益にならないと言っている人が多いです。
アフィリエイトリンクが貼りやすいのは、自然食ブログのメリットですね。
食べ物を経費にできる
どのブログでも、そんなにすぐに収益は上がらないので、無収益の期間が1年やそれ以上続いたりします。
それは前提として辛抱強く記事を書いていかないといけないのですが、まじめにブログを運営していたら、ブログでレポートするために買った食べ物代は一部経費にできます。
私は日頃から無添加食材は食べているので、普段買っている無添加メーカーから違うやつに変えて記事を書くだけで、日常の食費が経費になります。
なんの収益も入らないまま1年2年経過したとしても、少なくとも本業で稼いだ税金分は浮くので、これが一番のメリットかなと思います。
競合サイトが個人サイト中心
自然食がテーマのサイトは、企業サイトはほぼありません。個人サイトがライバルになりますので、比較的検索順位を上げやすいです。
例えば家電比較系とかだと、法人として大規模にやっているところもライバルになってきますので、かなり検索順位がとりづらいと思いますが、自然食にはそういうところがないのがメリットです。
自然食メーカーだと創健社が有名ですが、創健社自体が小規模なのでこんなテーマは企業サイトでは基本的に扱われません。
自然食ブログのデメリット
自然食ブログのデメリットを4つ紹介します。
・化学系の知識も多少必要
・小規模キーワードが中心
化学系の知識も多少必要
無添加食品のジャンルでは、添加物の知識が必要です。
自然食ブログを見ていると、「子供が食べるものだし添加物は怖いですよね」みたいな漠然とした内容でごまかしているものもありますが、まじめにコンテンツを作ろうとすると、どの添加物にどんな危険性が指摘されていて、、、といった内容を調べて書く必要があります。
このブログの記事だとたとえば、みかん缶に使われるみかんの内皮むきに塩酸が使われているけど安全性に問題はないという内容で中和反応について調べたり、
カップ麺の容器が溶ける問題の健康への影響を調べたりした記事で、調べないといけないことが発生しました。
単に「おいしかった・おいしくなかった」の食レポ記事よりは、手間がかかってしまいます。
小規模キーワードが中心
知名度のあるジャンルだと、検索需要が高いキーワードは、1キーワードにつき月間数万件検索されています。
自然食ブログは、多くて数千件で、数百・数十程度のものが多いようです。
ただ、小規模なキーワードが食品の数だけたくさんあるので、全体としてはそこそこのアクセス数が発生しそうですが、1つの記事がヒットしたら大量のアクセスがある、ということは起きにくそうです。
トップサイトになればアクセスがザクザク、ということもたぶんないと思います。自然食に個人的にも興味がある人がテーマに選ぶには向いている、という程度です。
好きな人にはおすすめのジャンル
個人的にも自然食に興味があり、いろいろ買っているという方には、購入費用を一部経費にすることができるのでおすすめのジャンルです。
逆に、日頃あまり関心がなくこれから始めようという方には、購入費用もかかりますし、添加物のことなどを勉強しなければならないので、比較的ハードルの高いテーマかと思います。